今日はヨガの心の置き方についてのお話です。
今、あなたは何を考えていますか?
もしかしてこのブログに意識がしっかり向いているかもしれないし、この後やる事が頭によぎったり、さっきまでやっていたことが頭の片隅にあるかもしれません。
私たちの意識は基本的に「過去か未来」にあるといわれています。
未来の事で気持ちがどんよりしたり、何年も前の傷に心を痛めることもあります。
今、真面目に仕事や勉強をしているのも未来に対する不安からではないですか?
つまり。今起こっていない事にストレスを過剰に感じて病気や疲労感を感じやすくなっているそうです。
ヨガではそのふわふわと浮遊する意識を「今、ここ」に持ってくる作業をします。
呼吸はどんなかな?体は何を感じているかな?内臓はどんな感じだろう?なんでもいいんです。今、ブログを読んでるあなたの手の平はどんな感覚がありますか?
それらの感じた事を「良い」「悪い」と自分勝手に判断する事なくただ受け取るだけです。
すると、「心がここ」にある状態になります。それと呼吸が繋がるとあら、不思議、なんだか心が落ち着いて穏やかで気持ちがいい。心が波立たない状態です。
もちろんそこに行くまでに、さんざん自分の心の荒波にイライラしたり情けない思いをする事も山ほどあります。むしろそれの方が多いかも(笑)
今、ここに意識を持ってくるならスポーツに熱心に打ち込んでる時や料理に集中してる時も同じじゃないか、と思いますよね。
そうなんです、ヨガってどこにでも転がっているんです。ただ、少し違うのがヨガは勝敗もなく表現でも結果でもない所。
だから、難しいアーサナをとらなくったって良いのです。
しずしずと秋の夜長にヨガを、自分自身を楽しんでみてください。
ののこ
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